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りんご並木(りんごなみき)とは、長野県飯田市内の中央にある大通りに400mにわたって植えられたりんごからなる並木通りである。かつての大火復興のシンボルとして広まり〔石川才子「オススメ まち歩きスポット 下 復興の象徴 実を結ぶ 長野@飯田・りんご並木」中日新聞2015年1月4日付朝刊、地方総合26ページ〕、現在は街のシンボルとして親しまれている。なお、日本の道百選やかおり風景100選に選定されている。公園の両側を通る道路は歩行者優先で、地域住民や観光客の散策に利用されている〔。 == 概要 == 並木通りは全体で1km程度あり、そのうちりんご並木に当たるのは450mほどの部分。飯田市公民館横のハミングパル(人形時計塔)を境にして北側から大宮神社前は桜並木となっており、こちらは桜の名所となっている。りんご並木は1947年(昭和22年)に発生した「飯田大火」の復興過程で当時の飯田市立飯田東中学校の生徒達の提案により生まれ、今日まで代々東中の生徒の手で育てられている〔。生徒の行う作業は、施肥・剪定・花粉付け・草取り・収穫と全般に及ぶ〔農山漁村文化協会 編(2007):268, 270ページ〕。最初に植えられた1953年(昭和28年)11月当時のりんごの木も残されており、接ぎ木するなどとして守られている〔農山漁村文化協会 編(2007):268ページ〕。 1999年(平成11年)には並木全体が大きな公園として整備された〔。これ以降、犬の散歩をする人や水遊びをする子どもなどが増え、生活道路として定着していった〔粂原(2004):70ページ〕。 また並木通りは、大火の教訓から町の防火帯としても機能するように考慮されている。市街地の8割を焼き尽した飯田の大火後に飯田市中心街は二本の30m幅員の防火帯道路が街の中心で交差し、町が4分割になるように整備された。万が一の大火災時に四分の一の町の焼失でくい止め、それ以上の延焼を防ぐ為である。元来りんご並木は並木通りとして作られたのではなく、この防火帯道路の中央にある緑地帯にりんごの木が植えられた。 2001年(平成13年)には、りんご並木沿いに再開発ビル「トップヒルズ本町」が完成した〔。トップヒルズ本町は、まちなか居住を推進するビルであり、上層階に居住機能を、下層階に商業や市役所機能を配置した〔。続いて2002年(平成14年)に高齢者向けアパート「アシストホームりんご」が設立され、2004年(平成16年)には「トップヒルズ第二」の建設が始まった〔。これら一連の事業には第三セクターかつTMOの株式会社飯田まちづくりカンパニー(まちカン)が関与している〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「りんご並木 (飯田市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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